知っているようで意外と知られていない素材について
結婚指輪を選ぶ際に大きなハードルとなるのが「素材」です。全く同じデザインの指輪であっても、素材が違うだけで品質や雰囲気が大きく変わります。耐久性にも関係するので、妥協はできません。
ただ「結婚指輪の素材」と言われても、どんなものがあるのか分からないのも事実。指輪の素材について考える機会は、そう頻繁に訪れるものではありません。そこで結婚指輪の素材について、掘り下げてみました。
定番のプラチナ
結婚指輪に使われる素材の中で、定番中の定番はプラチナでしょう。プラチナは「白金」と書かれるように、白い輝きが特徴の素材です。「金」の文字も見えていますが、ゴールドとは全くの別物。大変貴重な素材でもあるので、結婚指輪として使うにはうってつけの素材と言えます。変質や変色しにくい特性も持っており、大切に扱えば何十年単位と使えるでしょう。
プラチナの結婚指輪を選ぶ際に抑えておきたいのが、純度です。高級ブランドが扱っているプラチナの純度は95%(Pt950)、コスパなブランドが扱っているプラチナの純度は90%(Pt900)です。Pt950とPt900とでは純度は多少変わりますが、見た目はほとんど同じです。
ゴールドも人気
ゴールドも、結婚指輪に使われる素材として定番です。ブランドが扱っているゴールドの多くは「合金」ですが、意地悪で扱っているわけではありません。純度100%に近いゴールドのままで指輪を加工するのは、不可能だからです。
合金仕様であっても、ゴールドの性能が失われるわけではありません。プラチナと同じく変質や変色のリスクが低くなっています。肌馴染みも良いので、変に目立つこともないでしょう。
個性的な指輪を求めているのなら
プラチナやゴールド以外の結婚指輪を扱っている店も、増えてきました。全体的な数でいうと少ないものの、個性的な結婚指輪を求めているのなら選択肢に入れても損はありません。
デザイン性の高さで選ぶのならジルコニウム。頑丈さで指輪を選ぶのなら、エンジンの材料でも使われているチタンかステンレスがおすすめです。