シルバーの結婚指輪は意外と見つからない
シルバーの結婚指輪は、意外と見つかりません。取り扱いは“一応”あるにはありますが、数はかなり少ないです。店頭で探すよりも、ネットで探した方が早いと言えるでしょう。
シルバーの指輪の人気は、かなりのもの。普段から愛用しているという方も多いでしょう。銀が持つ鋭い光は、持ち主に多大なるパワーを与えてくれます。銀で作られた指輪を「結婚指輪」として使っても良いはずです。ではなぜ取り扱いがほとんどないのか、探ってみました。
銀は長期の利用には向かない素材
銀は、長期的な使用には向かない素材です。例えどんなに大切に扱ったとしても、黒ずんでしまいます。黒ずみの原因は「空気」そのもの。つまり、毎日のように手入れをしっかりしても、空気に触れている以上は避けられません。
万が一黒ずみが発生すれば、磨き直しで復活は可能です。ただ頼りの磨き直しも、そう何回も使えるものではないのです。そもそも「磨き直し」と言いますが、実際は人間の目で見えない範囲で、削っているに過ぎないのです。1回〜2回程度であればまだしも、何十回も繰り返すと指輪そのものの耐久性が失われてしまいます。
銀の結婚指輪はダメ?それとも?
2人が心から望んでいるのなら、銀で作られた指輪を「結婚指輪」として使うのはありです。そもそも「銀の指輪を結婚指輪にしてはならない」という、決まりは全くございません。そもそも、少数ではありますがシルバー製の結婚指輪は現に存在しているのです。
もしルールで「シルバー禁止」と出ているのなら、ネットを探してもシルバー製結婚指輪は見つからないでしょう。
大事なことは2人の気持ち
最終的な判断は第三者が下すのではなく、2人が決めること。ただ「シルバーは長く使えない素材」であるのは、頭の片隅に入れておいた方が良いでしょう。大事な結婚指輪が使えなくなるというのは、2人にとっては悲劇そのものです。
でも「長く使えない素材」というのが知識として持っているのなら、万が一の事になっても冷静に対処できるでしょう。使えなくなったら、使えなくなった時に考えたら良いのです。大切なのは「2人はどうしたいのか?」です。